いつ時点の金利が適用されるの?

A.一般的に融資が実行されるときの金利を適用します

住宅ローンを考えるにあたって、見落としがちなポイントとしては「金利の適用時期」が挙げられます。

一般敵意は申込時ではなく、融資が実行されるときの金利を適用します。
そのため、金融機関の比較検討に時間をかけて申し込んでも、A銀行とB銀行の優劣が実行時には逆転することもあり得ます。

また、申込み時は2.0%だったものが、実行時には1.9%で融資を受けることも、その逆の可能性もあります。

適用される時点で金利が下がっていれば幸運ですが、もし上がっていたら、それも大幅にだったら・・・資金計画が狂ってしまうことになりかねません。

特に一戸建ての注文建築物件、建設予定/建設中の新築物件(マンション含む)の場合、申込みから入居までの期間が半年から1年程度空いてしまうことがあるので注意が必要です。

なお、一部の金融機関では「申込み時」か「融資実行時」かどちらか低い方の金利を適用してくれる場合があります。(申込みから融資実行まで半年以内といった制限あり)

この場合は、申込み時の金利を上限として、具体的な返済の見通しが立てやすくなります。

金融機関が金利を決定するのは?

金利は毎月見直す金融機関が多く、当月の金利は、前月下旬と前々月下旬の金利を考慮して決めます。
他にも3ヶ月ごとに見直す金融機関があります。

新しい金利は1日から切り替わる金融機関が多く、一部10日や15日に見直す金融機関もあります。